障害者が仕事で差別なく働ける環境作り!2つの実例と具体的な対策とは?

差別

 

障害者が働く場面でも日常生活でも

障害者への差別はまだ残っているの現状です。

 

私が以前障害者施設に勤めていた時

施設に通う障害者が

買い物先や近所の人から

心無い言葉を受けた話を聞いたことがあります。

 

社会では障害者差別をなくす法律が施行されていますが

何かしらのハンディキャップを抱える障害者は

まだ健常者との溝が残っているように感じます。

 

今回は障害者差別の実例や

障害者差別をなくす法律の内容などをご紹介し

現状を知っていただきたいと思います。

 

実際にあった障害者差別に当たる事例!

障害者差別は健常者が障害者に行うだけでなく

障害者同士でも起こっています。

 

実例1

これは私が小学生の頃に経験した話です。

 

私のクラスには生まれつき両足に障害があり

杖をついて生活している友人がいました。

 

修学旅行で自由に班を作る際

その友人だけ1人残ってしまいました。

 

理由は一緒の班になると行動しにくいから・・・

 

結局くじ引きで班編成がなされましたが

今思い返すと、私も周りのクラスメイトも

その友人に対して差別の目を持っていたことになります。

 

実例2

これは障害者同士で起こったことです。

 

障害者Aさんは自分の持ち物を整理することが難しく

飲みかけのお茶や期限切れのお菓子

汚れた下着をそのままロッカーに溜め込んでいました。

 

当然異臭がして

支援員も何度も一緒に整理しようと促しましたが

自分のこだわりが強く片付けることは困難でした。

 

すると同じ職場の障害者さんたちは

Aさんに向かって「臭い!どっか行け、汚い!」

という言葉や

Aさんが使用した後のトイレは汚いから使いたくないと

直接本人に言うようになってしまいました。

 

Aさん本人はそれに対し反発することはありませんでしたが

これは障害者同士で起きた差別だと考えられます。

 

実例1も2も紛れもなく障害者差別です。

 

実例1でお話ししたように

私も障害者の友人を心のどこかで差別していました。

 

これを読んでいるあなたも

差別の程度に関係なくこのような経験に心当たりはないでしょうか?

 

障害者差別解消法という法律を知っていますか?

難しそうな名前の法律ですが

障害者差別解消法はその字のままで

障害者の差別を無くして

分け隔てなく生活できる社会を目指すものです。

 

この法律のポイントは

【不当な差別的取扱い】と【合理的配慮の不提供】です!

 

またまた難しい言葉が出てきたので簡単にご説明しますね。

 

【不当な差別的取扱い】

役所や企業が障害者に対して正当な理由がないのに差別すること。

(例)お店に入ろうとしたら、車椅子なので断られた。

 

【合理的配慮の不提供】

さまざまな場面で起こる障害や困難に対して

その原因を取り除いたり調整をしないこと。

(例)疲労が溜まりやすい障害者を休憩時間無しで長時間働かせる。

 

この法律が強調したいポイントを

少しイメージしていただけたでしょうか?

 

私はこの法律が強調していることは

今更言わなくても当たり前のことじゃない?

と感じました。

 

しかし改めて法律で強調されているということは

それが現代社会ではできていないということなんですよね。

 

仕事をする障害者が差別を受けないように雇用側が気をつけることは?

障害者差別解消法によって

障害者を雇用する企業側は

採用時や採用後に気をつけなければならないことがあります。

 

先ほど挙げた不当な差別的扱いにならないためには、

・障害を理由に採用を不合格にしない

・障害を理由に昇格、昇進をしないこと

・研修会などを障害者だけ受けさせないこと

などの対応が必要です。

 

また、合理的配慮の不提供にならないためには、

・聴覚障害者には、筆談で面接対応をする

・精神障害者には、通院・体調への配慮を行う

・身体障害者には、デスクの高さや移動しやすい位置に席を配置する

などの配慮が求められます。

 

障害者が仕事に応募しやすいよう

そして採用後は仕事をしやすいような対応や配慮が必要です。

 

もしも雇用側が適切な対応ができない場合は

行政からの指導が入る場合もあるので気をつけなければいけませんね!

 

雇用側も障害者も働きやすい仕事への環境づくりを!

なんだか法律を交えて難しい話になってしまいましたね。

 

でも1つだけ心に留めておいて欲しいことがあります。

 

それは、雇用側も障害者も

お互いが働きやすい環境作りの努力をすることです!

 

障害者はひとりひとり障害の程度も

必要な配慮も違います。

 

雇用側が分からない部分もありますので

そこは障害者も必要とする配慮を具体的に伝え

両者が協力して納得できる職場環境づくりに

繋げていくことが大切だと考えます。

 

これは私たちが働く環境でも同じですよね。

 

まとめ

障害者差別について実例を交え

働く環境で必要なことについてご紹介しましたが

少しイメージしていただけましたか?

 

働く障害者に対する差別や偏見は

残念ながら払拭されていません。

 

私が働いていた職場でも実例のように起きていました。

 

差別は完全になくすことが理想ですが

まずは一緒に働く私たちが働く障害者にとって

不自由な部分を考えたり

少し配慮することから始めてみませんか?

コメント