近年働き方改革が議論されていますが
障害者の働き方にも変化が見られています。
これまでは企業や作業所へ働きに行くことがほとんどでしたが
最近は在宅で仕事をする障害者も増えています。
今回は在宅で働く障害者にスポットを当て
在宅でできる仕事の種類やメリットや
課題点についてご紹介します。
障害者が在宅でできる仕事の種類は?
現在、在宅で仕事をしている人は多く私もその一人です。
パソコンスキルを持つ障害者も増え
在宅でプログラミングやデザインの仕事をする人もいます。
では、在宅で働く障害者が
どのような仕事を行っているか見ていきましょう。
・原稿作成(文章作成、校正)
・webサイト関連(ホームページの作成・管理)
・システム・プログラム開発(アプリケーション開発、Webサイトの開発・更新など)
・CAD・作図(図面作成など)
・イラスト作成(チラシやホームページのデザイン)
・データ入力(アンケートなどの情報入力、処理)
・翻訳業務(海外の文献の情報の日本語訳など)
・事務業務(資料や報告書の作成など)
・サンプル封入・折込作業、発送業務
このようにほとんどの業務をパソコンで行います。
障害者が在宅で仕事をするメリットとは?
在宅で仕事をする利点としてまず挙げられるのは
勤務先に毎日通うことなく、自宅で仕事ができることでしょう。
仕事や通勤は休みの日以外毎日行うことですよね。
障害者の中には移動や
長時間の作業が難しい人も多くいます。
その場合、自宅なら通勤にかかる時間や負担が無く
自分の慣れた環境で仕事に取り組むことができます。
また、長時間同じ姿勢で取り組むことなく
短時間に区切りながら自分のペースで進めることができます。
在宅勤務に適している人としては、
・身体に障害があり通勤などの移動や、長時間同じ姿勢が難しい人
・体調に変動があったり、通院など時間に制約がある人
・大人数の中で仕事をするのが困難な人
・地方に住んでいて、近くに自分に合った職場が見つからない人
などが挙げられます。
障害者が在宅で仕事をするデメリットや気をつけることは?
では次に障害者が在宅で仕事をするデメリットを考えてみます。
・自己管理が必要
・他者とのコミニュケーションが少ない
・必要なスキルを身につけなければならない(パソコンなど)
などです。
これは私たちが在宅で仕事をする際にも当てはまることですね。
特に自己管理については気をつけなければいけません!
在宅では1人で仕事する時間が多いと考えられますが
周りに上司や同僚がいない分
体調を崩した時に気づいてくれる人がいません。
また体調や情緒面の調子を崩すと
長期間仕事に取り組めないこともあります。
定期的に休憩を取るなど
自分で仕事のリズムをコントロールすることが必要になります。
障害者が在宅で仕事に取り組む上での課題点は?
今後も在宅で働く障害者は増えていくと考えられます。
そこで今後の課題を3点挙げて考えてみます。
・在宅でできる仕事の種類を増やす
今は主にパソコンでの作業が多数を占めています。
しかしパソコンのスキルが無くてもできる
仕事の種類を増やすことで障害者の働く機会が
増えていくでしょう。
・在宅勤務の給与面の改善
在宅勤務の障害者は
その企業に雇用されている従業員と同じ社員でありながら
働く場所が自宅というだけです。
まだまだ障害者の賃金は低いのが現状です。
仕事内容や勤務状況から定期的な給与や賞与のアップは
障害者の仕事に対するモチベーションにも繋がります。
・在宅勤務のセーフティネットの充実
障害者は、自己管理をしていても
体調や情緒の変化を起こす可能があります。
また技術面のスキルアップや
働く上で必要なビジネスマナーなどの
研修会にも参加しにくくあります。
そのような場合に、会社との密な連絡の中で
体調管理・状態を共有したり
研修会の内容を障害者も習得できるシステムの構築が求められます。
まとめ
この先も社会の変化に応じて働き方も変わり
在宅で仕事をする障害者も増えていきます。
さまざまな職種がある在宅勤務で
雇用側は障害者の能力を十分に引き出すシステム作り
障害者側は自己管理の徹底と
雇用者との密なコミニュケーションが求められます。
雇用者と障害者が気持ちよく働くことができる
そんな環境作りが大切になってきますね。
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