障害者が仕事をする際には
周囲の支援がどうしても必要な場合があります。
例えば仕事を探すとき
仕事に就くとき
仕事に就いたあとの継続的支援など
その時々で異なります。
今回は障害者の仕事を支える社会資源や
その支援内容についてご説明します。
障害者の日常生活や仕事を支えるには多様化する社会資源の活用を!
障害者の日常生活や仕事を支える社会資源は
さまざまな法整備とともに多様化しています。
障害者が仕事をする際も
障害種別や
地域・特別支援学校・ハローワークとの
ネットワークを軸に多角的方面から支援する仕組み
支援施設がつくられています。
障害者は、その社会資源の中から
自分に合ったサービスや支援施設を選択・活用して
仕事に取り組んでいます。
しかし障害者や周囲の人々の中には
それらの社会資源を十分知らないままだったり
活用せずに生活している障害者もいるのが現状です。
では、障害者が仕事をしていく上で
活用できる社会資源にはどのようなものがあるか見ていきましょう!
就労継続支援事業と就労移行支援事業
漢字ばかりが並んで難しい名前ですが
どんなことをするのか分かりやすくご説明しますね。
・就労継続支援事業
企業などへの就職が難しい障害者に
生産活動やその他の活動を通して
知識や技術の習得に向けた訓練を行う支援です。
その中でも雇用契約を結ぶ雇用型と
雇用契約無しで就労の機会を提供する
非雇用型に分かれています。
どちらも生産活動を通して収入(工賃)を得ることができます。
・就労移行支援事業
就職を希望する障害者に対し
企業へ就職するのをサポートする支援です。
仕事に関する知識や技術の習得や
就職活動のサポート
就職した後も長く働き続けられるように
職場への定着支援も行います。
これらは障害者が施設に通い、支援を受ける仕組みです。
ジョブコーチとハローワーク(トライアル雇用)
ジョブコーチとハローワーク(トライアル雇用)は
前述のように施設に通わず
外部からの支援を受ける仕組みです。
具体的内容をご説明しますね。
・ジョブコーチ(職場適応援助者)
知的障害者、精神障害者が職場に適応できるように支援します。
ジョブコーチは障害者の抱える課題点の支援を行いつつ
その解決のために家族や職場の人事担当者、同僚・上司へ助言を行います。
・ハローワーク(トライアル雇用)
トライアル雇用は、障害者雇用に慣れていない企業側に
就労経験が浅い障害者を短期の試行雇用で受け入れ
企業側の障害者雇用のきっかけ・促進を進めるシステムです。
3ヶ月程行い、両者の不安解消・軽減を目的としています。
障害者就労・生活支援センター事業
これは、就職希望者または在職中の障害者が抱える課題を
雇用面と生活面の担当者が一体的に支援するシステムです。
支援担当者は障害者の抱える課題に関連する
機関と連絡・調整し
障害者に対し多方面から支援を
行って課題解決を目指します。
雇用と生活の両面から支援が受けられるので
障害者は安心して仕事と生活の両立が目指せますね。
まとめ
少し難しい内容になってしまいましたが
仕事をする障害者を支える
社会資源、支援システムについてご理解いただけましたか?
私は就労継続支援事業を行う施設に勤めていた経験があります。
その中で知り得たことは
障害者が仕事をしていくには
さまざまな社会資源を活用し
継続した支援が必要ということです。
現在は企業への障害者雇用も進み
今後も雇用率が引き上げられていきます。
障害者が自立し安心して仕事をするためにも
これら社会資源の内容の周知を進め
活用していくことが大切だと考えます。
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