仕事をしている障害者の給料っていくら?使い道や課題をご紹介します!

仕事はできる

 

企業での障害者雇用率の引き上げにより

社会で働く障害者が増えています。

 

障害者は、企業や就労に向けた訓練施設で働くことで収入を得ます。

 

ここで気になるのが

障害者の収入額ではないでしょうか?

 

今回は働く障害者の給料とその使い道

その課題についてご説明いたします。

 

障害者の平均収入をご存知ですか?

障害者の就労先は、障害者雇用をしている企業や

就労に向けた支援施設があります。

 

では、働く障害者がどのくらいの

収入を得ているかご存知でしょうか?

 

勤務先や障害種別により異なりますが

障害者雇用によって働く障害者と

就労に向けた支援施設で働く障害者の平均月収を見てみましょう。

 

・障害者雇用によって働く障害者

身体障害者・・254,000円

知的障害者・・118,000円

精神障害者・・129,000円

これは平成25年10月のデータのため

現在ではもう少し増額しています。

 

また、平均額なので企業によっても異なります。

 

身体障害者と知的障害者とでは

収入額に約2倍の差が生じていますね。

 

就労継続支援施設で働く障害者

私が以前勤めていた就労継続支援B型事業所では

箱の組み立てや除草作業などを企業から受注していました。

 

受注数や時期にもよりますが

平均月収は14,838円(時給187円)です。

 

一方、最低賃金で働く就労継続支援A型事業所では

平均月収66,412円(時給754円)です。

 

全国平均なので都道府県により異なりますが

どちらもこの月収では自立しての生活は難しいですよね。

 

障害者はどうやって生活しているの?障害者を支える社会制度

障害者雇用で働く障害者も

施設で働く障害者も毎月の収入だけでは

生活するのが難しいのが現状なんです。

 

そんな障害者の生活を支えるのが社会保障やサービスです。

まず収入面では、障害者年金というものがありますが

障害種別や障害者手帳の等級により支給額は異なります。

 

もともとは障害により働けない人が受給できる年金でしたが

等級に該当すれば働きながらでも受給が可能です。

 

次に障害者割引という言葉を聞いたことはありませんか?

 

障害者手帳を持っていれば

携帯電話や観光施設

公共交通機関の利用料金が割引になります。

 

支出額を減らすことで障害の生活を支えています。

 

障害者の給料の使い道の実例

私が障害者就労継続支援事業所で

勤務していた時の実例を元に

障害者のお金の使い道をご紹介しますね。

 

ここでは給料のことを工賃と呼び

毎月決まった日に支給していました。

 

担当の支援員が一緒に金額確認をします。

 

もらった工賃の使い道について話をしたところ

多くの人がまず家族に一定金額渡し

残りを自分の小遣いとして使っています。

 

自分で使う分では

本や洋服、お菓子などを購入していました。

 

なかには、一定額貯めて

自分の部屋に専用のテレビを購入した人もいて驚きました!

 

自由に使える額は少ないですが

毎月の工賃を計画的に楽しみながら使っている印象でした。

 

しかし、もらったら使い道を

考えず使い切る人もいます。

 

そのような場合は、購入レシートを持ってきてもらい

お小遣帳つけるようにしました。

 

どのようなものをどれだけ買っているか

把握する金銭管理の訓練を行いました。

 

障害者の給料に関する課題

これまでご紹介したように

障害者の収入はまだまだ少ないのが現状です。

 

雇用形態や仕事の受注、賃金の低さに問題があります。

雇用形態に関する課題解決には

雇用先の障害者雇用率の引き上げが検討されていて

障害者の安定した雇用をサポートする仕組みも作られています。

 

また仕事の受注や賃金の低さの課題に対しては

都道府県で障害者協同受注センターという仕組みが始められています。

 

障害者協同受注センターとは

一般企業や個人から障害者施設で働く

障害者へ仕事の依頼をする窓口です。

 

この窓口に仕事が依頼されると

依頼内容に適した施設を探し紹介・依頼します。

 

企業や一般の方から仕事が入ることで収入も増え

仕事内容によってはその後も継続した依頼が期待できます。

 

まとめ

障害者の給料やその使い道の実情を

少しでもご理解いただけたでしょうか?

 

障害者の収入は低く

自立した生活ができる人が少ないのが現実です。

 

これからは障害者にも高齢化という問題が出てきます。

 

継続した雇用や

賃金引き上げのために社会制度の改革

働く障害者のサポート

障害者協同受注センターの活用が求められますね。

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